作品基本情報 [事務局独自調査]
ヒートガイジェイ
ヒートガイジェイ
- ■公開メディア
- TVアニメシリーズ
- ■原作メディア
- アニメオリジナル
- ■放送期間
- 2002年10月02日 ~ 2003年03月26日
- ■放送局
- TBS
- ■分数
- 30分
- ■話数
- 26話
- ■原作
- 原作/赤根和樹、サテライト
- ■監督
- 監督/赤根和樹
- ■制作
- 製作/TBS、HEATGUY-J PROJECT
- ■著作
- ©サテライト/HEAT GUY - J PROJECT
作品詳細情報
■ストーリー
『ジュド』という周囲を海に囲まれた人工都市を舞台に、犯罪から住民を守る都市安全管理局特務課の主人公『ダイスケ』と、その相棒であるアンドロイドの『ジェイ』を中心に繰り広げられる、熱い男たちの物語である。
無気力な皮肉屋でありながら人間味溢れるダイスケと、感情を持たないマシーンのジェイ。
二人の関係を軸にして、ダイスケは様々な人と出会うことによって精神的に成長していく。
インプットされているだけのはずのジェイの熱いセリフや行動は、ダイスケや他の仲間たちの心にひびいていく……。
たくさんの個性あふれるキャラクターが登場し、それぞれが様々な事件を通じて喜びや悲しみを経験しながら成長していく。
兄弟愛、友情、恋愛……キャラクターたちの熱い人間ドラマが描かれているところが『ヒートガイジェイ』の最大の魅力だ。
■解説
赤根和樹(監督)×結城信輝(作画)×サテライトがおくる近未来SF。鎖国都市国家ジュドを舞台に都市安全管理局のダイスケとそれを守る巨漢のジェイが難事件に立ち向かう。アンドロイドに父を殺害された過去をもつダイスケは、アンドロイドのジェイに幾度となく危地を救われても、うち解けることができない。エリート主義の兄とも仲の悪いダイスケの葛藤と心の変化が大きなみどころ。やがて事件を通じてジュドの支配者と父親暗殺の謎が浮き彫りになり、全体として大きなドラマが描かれる。鍵を握るのは、顔を獣に改造された人間やアンドロイドなど、尋常ならざる者たちとダイスケの関係の変化だ。階層をもつジュドの都市描写も見逃せない【アニメ評論家 氷川竜介】
出典:バンダイチャンネル
■キャスト
・ダイスケ・アウローラ/松風雅也
・ジェイ/菅生隆之
・キョウコ・ミルシャン/千葉紗子
・クレア・レオネリ/阪口大助
・シュン・アウローラ/三木眞一郎
・アントニア・ベルッチ/小林沙苗
・ケン・エジムンド/藤原啓治
・モニカ・ガブリエル/清水 愛
・ボマ/櫻井孝宏
・将軍/宮田 光
・マウロ/関根信昭
・ジョバンニ・ギャロ/三宅健太
・ミッシェル・ルビンスタイン/小西克幸
・イアン・ナルセ/福山 潤
・ジャニス/渡辺明乃
・ビビアン/徳永愛
・シンシア/永田亮子
・フィア・オリヴェイラ/根谷美智子
・ロメオ・ビスコンティ/千葉進歩
■メインスタッフ
・原作/赤根和樹、サテライト
・監督/赤根和樹
・副監督/山崎たかし
・シリーズ構成/赤根和樹
・キャラクターデザイン/結城信輝
・メインメカデザイン/竹谷隆之
・メカデザイン/高倉武史
・美術監督/古宮陽子
・色彩設計/中山久美子
・メインメカモデリング/井野元英二
・CGIディレクター/千葉高雪
・CGIプロデューサー/葛西励
・音響監督/明田川仁
・音楽/TRYFORCE
・制作/サテライト
■メインキャラクタ
・ダイスケ・アウローラ
マイペースで何事にも冷めた視線を送るタイプ。しかしそれは表面上のことで、胸には正義感や人情といった熱いものを秘めているのだが、そうしたものを表に出すことをカッコ悪いと思っている。
トレードマークは首からぶら下げた銀の銃弾のペンダント。父は政治家だったがテロリストに暗殺された。その父の遺品だった銃に一発だけ、この銀の銃弾がこめられていたのである。
今の職業には、本人が兄、シュンのコネだけで入れたと信じているため、表面上は仕事への熱意は薄い。
・キョウコ・ミルシャン
美しい顔立ちに冷たい言動。切れ者かと思いきや、天然ボケのところもある。
ダイスケの兄、シュンに恋心を抱いている。シュンは、彼女をできる人間だと判断したうえで分室に配置したのだが、本人は左遷だと思っている。
・クレア・レオネリ
巨大組織、カンパニー ・ビィータのボスで“ヴァンパイア”のコードネームで呼ばれる若い男。裏の顔は父親から犯罪組織“レオネリ・ファミリー”を受け継いだ二代目である。
頭脳明晰、決断力、指導力も人並み以上で、部下からも絶対の信頼を得ている。組織を維持するために金を目的として犯罪を働くが、彼自身は生死をかけたその緊張感を楽しんでいるようにも見える。
先代のボスである父親を尊敬してはいるがコンプレックスも大変強いようだ。
・シュン・アウローラ
冷徹で論理的な思考を誇る。執政官さえ一目を置き、政策のアドバイスを受けにお忍びで会いにくることさえある。
ダイスケの兄。父親が殺され、母親が失踪したあと、親代わりとなって彼を育てる。
常日頃はそのような感情は微塵も見せず、実の兄弟かというぐらいダイスケを冷たくあしらう。 しかし、ダイスケを都市保安管理局に就職させたのも彼ならば、最新鋭技術の産物であるジェイを相棒にしたのも彼である。
・アントニア・ベルッチ
妖艶な美女。民間企業「セクト」の社員で、ジェイの開発主任である。
幼いころ父親をなくしたため、ジェイの思考パターンなどには彼女の父親のイメージが投影されている。
そのためか、ジェイが負傷する(壊れる)と烈火のごとくダイスケに喰ってかかったりする。 が、ダイスケは翳のあるアントニアに淡い恋心を抱く。
・ケン・エジムンド
現場叩き上げの刑事。
いじこく下品で仕事中毒。政治的な取り引きにも応じる、老獪な面も持ちあわせている。
事件を未然に防ぐという都市保安管理局分室は、獲物を途中でかっさらわれているようなので大嫌いである。
だから、ダイスケが犯人逮捕や犯人と銃撃戦をしたりすると、すぐに食ってかかる。
・モニカ・ガブリエル
病弱な母親の面倒をみながら、ロバに引かせた馬車で写真屋を営んでいる少女。この時代、紙焼きの写真は高級品であり、レトロな芸術なのだ。
商売柄、地域内の情報に詳しく、時としてダイスケの貴重な情報源ともなる。
・ボマ
妹の"ウサギ"を探している謎の流民。
通常はホログラフ投影によって、普通の顔立ちをしているが、実はケモノの顔をしている。
都市マグナガリアでは、囚人は猛獣の姿に変えられるというが、定かではなく、彼と関係があるかどうかも不明。身のこなし、剣術は人間離れしている。
さらに彼が持つ特殊な刀は、銃弾さえもたたき落とし、防護服の上からさえ難なく切り裂く。
気がむいたときだけだが、ダイスケを助けてくれることがある。
・将軍
サウスタウンのダウンタウンで雑貨屋を営む老人。
今でこそ隠居をしているが、以前は武闘派のマフィアのボスだった。裏の情報には精通している。
ダイスケが幼少の頃から面倒を見ており、彼にカンフーを教えたのも彼である。ダイスケはショウグンを慕っていて、マフィアがらみの捜査の時は必ず最初に彼のところに行き、情報をもらう。
■サブタイトル
・第1話/街(まち) -GUY-
・第2話/炎(ほのお) -WAR-
・第3話/噂(うわさ) -BOMB-
・第4話/獣(けもの) -CHAOS-
・第5話/童(わらべ) -DOLL-
・第6話/欲(よく) -MONEY-
・第7話/仇(かたき) ‐CIRCULATION‐
・第8話/響(ひびき) -BROTHER-
・第9話/絆(きずな) -TRUST-
・第10話/弾(たま) -GUNS-
・第11話/幻(まぼろし) -MIRAGE-
・第12話/光(ひかり) -VISITOR-
・第13話/撃(げき) -ENCOUNTER-
・第14話/魂(たましい) -ARROW-
・EX話/虜(とりこ) -ANGEL-
・第15話/華(はな) -TARGET-
・第16話/陸(りく) -SURVIVAL-
・第17話/裂(わかれ) -INDEPENDENCE-
・第18話/心(こころ) -TRUTH-
・第19話/想(おもい) -FAKE-
・第20話/友(とも) -TEARS-
・第21話/島(しま) -FORTRESS-
・第22話/父(ちち) -PLAY-
・第23話/狂(きょう) -ALTERATION-
・第24話/雪(ゆき) -REVOLUTION-
・第25話/漢(おとこ) -GUYS-
■主題歌・楽曲
・OP
・FACE
・パフォーマンス/TRYFORCE
・ED
・期間/14~
・ひかり
・歌/千葉紗子
・プロデュース/梶浦由記