作品基本情報 [事務局独自調査]
ショウネンジャックトマホウツカイ
少年ジャックと魔法使い
- ■公開メディア
- 劇場
- ■原作メディア
- アニメオリジナル
- ■公開日
- 1967年03月19日 ~ 0000年01月01日
- ■配給会社
- 東映
- ■映倫番号
- 14277
- ■分数
- 80分
- ■話数
- 1話
- ■制作
- 東映動画
- ■著作
- ©東映
作品詳細情報
■ストーリー
森の中で蒸気自動車を走らせていたジャックは、ほうき型ヘリコプターに乗って飛んできた少女キキーと出会う。彼女はヘリコプターに乗らないかとジャックを誘い、彼らを悪魔の城へ勝手に連れ込んでしまう。その城では子供を「悪魔製造機」で悪魔に変えてしまう魔女グレンデルが待ち受けていたのだ。ジャックは直ぐさま脱走するが、一緒に来たネズミのチュウ公は悪魔にされてしまった。チュウ公を救うため、ジャックは再びグレンデルの城へ乗り込むのだった。
■解説
イギリスの叙情詩「ベオウルフ」をモチーフに作られた東映アニメーション設立10周年記念作品。西洋のゴシックテイスト漂う本編は、美術と音楽が特に評価が高い。音楽はアニメ作品としては初の「第22回毎日映画コンクール音楽賞」を受賞した。「東映まんがまつり」の1作で、『サイボーグ009 怪獣戦争』『マグマ大使』『たぬきさん大当たり』と同時上映された。
■キャスト
・ジャック、キキー/中村メイコ
・シバリ、キキーの弟/久里千春
・ネズミ/黒柳徹子
・子熊/熊倉一雄
・キツネ/大竹宏
・子犬/水垣洋子
・魔女グレンデル/山岡久乃
■メインスタッフ
・製作/大川博
・企画/関政次郎、茂呂清一、有賀健
・脚本/関沢新一、高久進
・演出/藪下泰次
・演出助手/村山鎮雄、葛西治
・作画監督/大工原章
・原画/古沢秀雄、小田克也、森英樹、平川勤之助、竹内留吉、金山通弘、木野達児、松原明徳
・美術監督/小山礼司
・特殊効果/林富喜江、平尾千秋
・仕上検査/新納三郎、新開甫
・撮影/菅原英明
・編集/千蔵豊
・音楽/宇野誠一郎
・録音/石井幸夫
・音響効果/大平紀義
・記録/的場節代
・製作/東映動画
■メインキャラクタ
・ジャック
ネズミのチュウ公や小熊のプー公など、動物と一緒に森の洋館で暮らす男の子。腕白坊で、好奇心も旺盛。悪魔のキキーと出会ったことから、様々なトラブルに巻き込まれる。
・ネズミ
ジャックと一緒に住んでいるネズミ。ジャックからはチュウ公と呼ばれている。キキーのヘリコプターに自ら便乗してしまったため、グレンデルに悪魔に変えられてしまう。
・キキー
魔女グレンデルの手下で、ジャックをだまして誘拐した悪魔の少女。後にジャックに逃げられしまい辛酸をなめる。グレンデルから下される罰を非常に怖れている。
・シバリ
キキーの手下悪魔。ジャックたちが住む洋館で、なぜか動物たちと仲良くなる。キキーの窮地をジャックに知らせ、助けを求める。
・グレンデル
子供たちを悪魔に変えてしまう恐ろしい魔女。悪魔の子を使い、悪魔に変えるための子供たちを集めている。部下の失敗には厳しく、容赦なく罰を与える。
■関連作品
・同時上映
『サイボーグ009 怪獣戦争』
『マグマ大使』
『たぬきさん大当たり』
■主題歌・楽曲
・主題歌/ジャックの唄
・作詞/山元護久、井上ひさし
・作曲/宇野誠一郎
・歌/中村メイコ、黒柳徹子
・挿入歌/ばら色の夜明け
・作詞/山元護久、井上ひさし
・作曲/宇野誠一郎
・歌/中村メイコ、ボーカル・ショップ、ボーチェ・アンジェリカ
・挿入曲/ジャックと動物たちの歌
・作詞/井上ひさし、山元護久
・作曲/宇野誠一郎
・挿入曲/小悪魔たちのうた
・作詞/井上ひさし、山元護久
・作曲/宇野誠一郎
・挿入曲/おはようのうた
・作詞/井上ひさし、山元護久
・作曲/宇野誠一郎