作品基本情報 [事務局独自調査]
アイドルデンセツ エリコ
アイドル伝説 えり子
- ■公開メディア
- TVアニメシリーズ
- ■原作メディア
- アニメオリジナル
- ■放送期間
- 1989年04月03日 ~ 1990年03月26日
- ■放送局
- テレビ東京、テレビせとうち放送
- ■分数
- 30分
- ■話数
- 51話
- ■原作
- プロダクションリード
- ■監督
- ・監督/アミノテツロー
- ■制作
- ・協力/サンミュージックプロダクション
・製作/テレビせとうち、ビックウエスト、葦プロダクション - ■著作
- ©葦プロダクション・ビックウエスト
作品詳細情報
■ストーリー
田村えり子は、大手芸能プロダクション「タムラプロ」の社長である父を、突然の交通事故で亡くし、母親もこん睡状態に陥ってしまう。プロダクション存続の危機に直面し、それを機に、彼女はアイドルとしてデビューすることを決心する。父の財産を狙う叔父・田村項介の妨害、幾多の困難にさいなまれながらも、生まれ持っての歌唱力と周囲の温かい励まし、そして朝霧麗との交流によって徐々に成長してゆくのだった。やがてえり子は、その歌唱力で人々の心を揺り動かしてゆく。今、ひとりの少女が伝説となる!
■キャスト
・田村えり子/矢島晶子
・朝霧麗/松井菜桜子
・田村項介/飯塚昭三
・田村雄介/土師孝也
・阿木星吾/松本保典
・内田真也/西村知道
・山形麻美/本田知恵子
・フォルテシモ/鷹森淑乃
・ピアニシモ/本田知恵子
・大沢洋/柴本広之
・ナレーション/滝沢久美子
■メインスタッフ
・企画/逸見渉(ビックウエスト)、梅原勝
・構成/小山高生
・監督/アミノテツロー
・キャラクターデザイン/スタジオライブ、山内則康
・美術監督/宮前光春、本田修
・色彩設定/岩沢れい子
・音響監督/田中英行
・撮影監督/福田岳志
・編集/辺見俊夫
・音楽/渡辺俊幸
・プロデューサー/三好雅彦(テレビせとうち)、田口智幸(ビックウエスト)
・協力/サンミュージックプロダクション
・製作/テレビせとうち、ビックウエスト、葦プロダクション
■メインキャラクタ
・田村えり子/
14歳。本編の主人公。大手芸能プロダクション、タムラプロの社長令嬢として、何不自由なく育てられた少女。しかし、父が自動車事故で死亡したことから、それまで興味の範疇ですらなかった、アイドルへの道を進ことになる。デビュー当時は、頼りない部分も見られたものの、次第に強くたくましい女性に成長していく。なお、朝霞麗とは従姉妹の間柄である。当初は聖愛女学院に通学していたが、同校を退学処分に処せられた後、区立世並中学3年C組に転入する。性格は繊細かつ生真面目で、恋愛については、まだ恋に恋する年頃の域。
・朝霧麗/
16歳。タムラプロの看板アイドル”ERI"として、活躍中の少女。常にポーカーフェイスで他人に接し、決して心を開くことはない。それは、父親の顔を知らずに育った、不遇の幼年期がさせる業であった。ただし、自分をシンガーとして見いだしてくれた、雄介には肉親同様の情愛を抱いていた。えり子に雄介の面影を重ね、妹のように接していたが、雄介の虚言により関係が破綻寸前に陥ったこともある。後に真の父親の存在を知った麗は、すべてのわだかまりを捨ててえり子と和解。世界的なシンガーへの道を歩み始める。
・阿木星吾/
ロックバンドStealのリーダーを務めるボーカリスト。持ち前のワイルドなキャラクターで多くの女性ファンを獲得。現在、REIと人気を二分している。その割には、ルックスばかりに頼らぬ実力主義者でもあり、麗とはその点で気が合うようだ。麗に好意を持っているふしがあり、麗の方も憎からず思っているようだが、具体的な進展は見られなかった。えり子の才能を、マリンライブステージでの邂逅時より既に認めており、要所でアドバイスを贈る。
・山形麻美/
えり子の聖愛女学院3年E組時代のクラスメートで、唯一無二の親友。性格は明朗で、活発。えり子に言わせると、”ドジでオッチョコチョイなところもあるが、大好きな女の子”だという。様々な不幸に見舞われるえり子のことを常に心配しており、親友のためには、体を張ることさえも辞さない。偶然出会った星吾にほのかな憧れを抱く。
・大沢洋/
“歌う野生児”との異名をとる青年。サックス片手に神出鬼没。東京のみならず、日本のあちこちで独特なボーカルを披露する。良子に才能を買われて、芸能界デビューを果たし、関係各所に衝撃を与えた。歌手になる前になにをしていたかは不明だが、世間を達観しているようなところがあり、けっして感情を表に出さない。後に日本の芸能界に見切りをつけてアフリカに旅立った。
■サブタイトル
・第1話/悲しみの前奏曲(プレリュード)(1989/04/03)
・第2話/運命の序曲(オーバーチュア)(1989/04/10)
・第3話/パパに捧げる鎮魂歌(レクイエム)(1989/04/17)
・第4話/明日への追走曲(カノン)(1989/04/24)
・第5話/光と闇の二重奏(アンサンブル)(1989/05/01)
・第6話/デビューへの断奏(スタッカート)(1989/05/08)
・第7話/父の形見の生誕曲(デビューきょく)(1989/05/15)
・第8話/新たなる旅立ちの奏鳴曲(ソナタ)(1989/05/22)
・第9話/炎の予感の練習曲(エチュード)(1989/05/29)
・第10話/愛と憎しみの三重奏(テルツェット)(1989/06/05)
・第11話/雨あがりの二重唱(デュエット)(1989/06/12)
・第12話/仕組まれた不協和音(ディスコード)(1989/06/19)
・第13話/絶望の分散和音(アルペジオ)(1989/06/26)
・第14話/希望への変奏曲(パルティータ)(1989/07/03)
・第15話/束の間の無伴奏(ア・カペラ)(1989/07/10)
・第16話/復活の詠唱(アリア)(1989/07/17)
・第17話/砕かれた喜遊曲(ディベルティメント)(1989/07/24)
・第18話/25メートルの幻想曲(ファンタジー)(1989/07/31)
・第19話/絶望への転調(モデュレイション)(1989/08/07)
・第20話/潮風の交響曲(シンフォニー)(1989/08/14)
・第21話/初恋の小夜曲(セレナーデ)(1989/08/21)
・第22話/夕陽の受難曲(パッショーネ)(1989/08/28)
・第23話/二つの星のための協奏曲(コンチェルト)(1989/09/04)
・第24話/心をつなぐ輪舞曲(ロンド)(1989/09/11)
・第25話/時迫る運命の助奏(オブリガード)(1989/09/18)
・第26話/衝撃の即興曲(トッカータ)(1989/09/25)
・第27話/ガラスの枯葉の哀歌(エレジー)(1989/10/02)
・第28話/破局への序奏(イントロダクション)(1989/10/09)
・第29話/迷宮の輪唱(ラウンド)(1989/10/16)
・第30話/心の雨に子守歌(ララバイ)(1989/10/23)
・第31話/嵐の中の間奏曲(インテルメッツオ)(1989/10/30)
・第32話/終りなき情熱の舞曲(ダンス)(1989/11/06)
・第33話/あぶない物語曲(レジェンド)(1989/11/13)
・第34話/それぞれの夜想曲(ノクターン)(1989/11/20)
・第35話/翼をくれた賛歌(グローリア)(1989/11/27)
・第36話/摩天楼に響く交声曲(カンタータ)(1989/12/04)
・第37話/愛と優しさの多重音楽(ポリフォニー)(1989/12/11)
・第38話/うたかたの聖歌(キャロル)(1989/12/18)
・第39話/栄光への行進曲(マーチ)(1989/12/25)
・第40話/ささやかな交響組曲(シンフォニックスーツ)(1990/01/08)
・第41話/不死鳥の旋律(メロディー)(1990/01/15)
・第42話/恋に恋して田園曲(パストラル)(1990/01/22)
・第43話/未来へ続く諧謔曲(スケルツォ)(1990/01/29)
・第44話/揺れ動く心の詩曲(ポエム)(1990/02/05)
・第45話/真冬の恋歌(ラブソング)(1990/02/12)
・第46話/かきみだされた斉唱(ユニゾン)(1990/02/19)
・第47話/きらめきの祝福曲(ソリュージョン)(1990/02/26)
・第48話/感謝をこめた卒業曲(ほたるのひかり)(1990/03/05)
・第49話/さまよいの装飾曲(アラベスク)(1990/03/12)
・第50話/風がはこんだ衆賛歌(コラール)(1990/03/19)
・第51話/そよ風の前奏曲(プロローグ)(1990/03/26)
■関連作品
ミュージッククリップ
アイドル伝説 えり子「ミュージックスペシャル ~ザ・プレリュード~」