作品基本情報 [事務局独自調査]
ナスアンダルシアノナツ
茄子 アンダルシアの夏
- ■公開メディア
- 劇場
- ■原作メディア
- アニメオリジナル
- ■公開日
- 2003年07月26日 ~ 0000年01月01日
- ■配給会社
- アスミック・エース エンタテインメント
- ■映倫番号
- 26862
- ■分数
- 47分
- ■話数
- 1話
- ■原作
- 黒田硫黄
- ■監督
- 高坂希太郎
- ■制作
- アニメーション制作/マッドハウス
- ■著作
- ©2003「茄子 アンダルシアの夏」製作委員会
作品詳細情報
■ストーリー
ぺぺ・ベネンヘリは、ただひたすら走っていた。照りつける熱い陽射しの中を。南スペインの乾いた道を。
ここは、スペイン”ブエルタ・ア・エスパーニャ”。”ツール・ド・フランス”と並ぶ「世界3大自転車レース」の1つ。今シーズン勝利に恵まれないぺぺは、レースの真っ只中、スポンサー・パオパオビールから契約解除の通達を受ける。
やがて、ぺぺは生まれ育ったアンダルシアの村にさしかかった。”VENGA Pe Pe”(行け!ペペ)誰かしらが村の路面に描いた文字がペペを応援していた。そこでは、ペペの兄アンヘルと、かつての恋人カルメンの結婚式が行われていた。
かつて「自転車」はアンヘルとペペ兄弟の共通の趣味であり、奪い合ってでも欲しい物だった。「カルメン」も「自転車」と同じだった。アンヘルが兵役に採られた時、「カルメン」はアンヘルの物になった。
ゴール近づくペペの心に、様々な想いがよぎっていった。「…そうでなきゃ、生まれた土地からでていけないだろう?俺は遠くへ行きたいんだ」
突然、ネグロという名の黒いネコが道に飛び出した。予想を裏切り、レースは思わぬ方向へ進んだ…。果たしてペペに輝きの瞬間は訪れるのだろうか。
走り続けることに一生をかけた男が最後にみた小さな夢。それは思い出に残る”茄子”の味だった。
■解説
黒田硫黄の短編漫画集『茄子』に収録された『アンダルシアの夏
』を原作とした日本のアニメーション映画である。2003年7月26日に全国の松竹と東急系列の映画館で公開された(配給はアスミック・エースエンタテインメント)。上映時間47分と一般的な映画の半分程度であることから、劇場公開当時チケットも通常の半額ということで話題になった。
■キャスト
・ペペ ベネンヘリ/大泉洋
・カルメン パスカルドミンゲス/小池栄子
・アンヘル ベネンヘリ/筧利夫
■メインスタッフ
・原作/黒田硫黄
・監督、脚本、作画監督/高坂希太郎
・演出/高橋敦史
・作監補佐/三原三千雄
・美術設定/池田祐二
・プロップデザイン/友永和秀
・美術監督/田中直哉
・撮影監督/白井久男、岸克芳
・編集/瀬山武司、木村佳史子
・HD編集/梶田倫之、山本智也
・音楽/本多俊之
・音楽プロデューサー/岡田こずえ
・音響監督/三間雅文
・音響効果/倉橋静男
・音響演出/柏倉ツトム
・エグゼクティブプロデューサー/椎名保
・プロデューサー/丸山正雄
■メインキャラクタ
・ペペ ベネンヘリ
チーム・パオパオビールのアシスト選手。故郷アンダルシアを捨て、レースに賭けてきた。様々な想いを胸に、ひたすら地平線を目指す。
・カルメン パスカルドミンゲス
ペペのかつての恋人で、今日アンヘルの花嫁となる。凛とした美しさと包み込むような優しさを持つ。
・アンヘル ベネンヘリ
ペペの兄。アマチュアレースではペペよりも活躍した。ぺぺとカルメンの過去を知りながらも、兄として、男としてペペに温かな眼差しを贈る。
■関連作品
<DVD>
■廉価版
2007年10月24日発売
VPBV-12829 税込¥2,940
本編47分+特典映像/カラー/ステレオ/ドルビーデジタル5.1ch/片面1層/4:3
<Blu-ray>
2009年3月18日発売
VPXV-71011 税込¥5,040
本編47分+特典映像/カラー/ステレオ/リニアPCM2.0/Dolby-TrueHD5.1/dts-Master Audio5.1/片面1層/16:9(有効画面4:3)/1080P High-Definition
■主題歌・楽曲
・ED
「自転車ショー歌」
作詞/星野哲郎
作曲/叶弦大
編曲/忌野清志郎
歌/忌野清志郎