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作品基本情報 [事務局独自調査]

レミゼラブルショウジョコゼット

レ・ミゼラブル 少女コゼット

■公開メディア
TVアニメシリーズ
■原作メディア
小説
■放送期間
2007年01月07日 ~ 2007年12月30日
BSフジ 2007年1月7日~2007年12月30日(1回~52回)毎週日曜 19:30~20:00
■放送局
放送/BSフジ、CSアニマックス、配信/BIGLOBEストリーム
■分数
30分
■話数
52話
■原作
ビクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」より
■監督
桜井弘明
■制作
・制作/フジテレビ、日本アニメーション
■著作
©日本アニメーション・フジテレビ

作品詳細情報

■ストーリー

人は何のために生き、何のために愛するのか…心の暗闇を照らし出す美しい魂の輝き

革命のパリ、ジャン・ヴァルジャンを追い続ける冷酷なジャヴェール警部からの手に汗握る逃亡、情熱に燃える青年マリウスと成長したコゼットの美しい恋の物語。

幼いコゼットを連れパリからやってきた母・ファンティーヌは、仕事を探してモンフェルメイユ村までやってきました。子連れではどこからも雇ってもらえず、とうとうパリからこの田舎の村まで流れてきたのです。そこでファンティーヌは、養育費を騙し取ろうとする村の宿屋ワーテルロー亭のテナルディエ夫婦にだまされ、愛する娘を預けて大きな工場のあるモントルイユ・シュル・メールの町へと更に働きに出ることを決断します。/
「いつか必ず迎えに来る」母の言葉を信じ、哀しみを堪えるコゼット。仕事を探すファンティーヌは町の市長を務めている優しく親切な紳士マドーレーヌに出会います。

しかし、彼の本当の名はジャン・ヴァルジャンと言って、貧しい家族に与えるために一塊りのパンを盗んだことで投獄され脱獄を繰り返して19年間を刑務所で過ごした過去を持っていました。牢獄を出所した後も心が荒れ果てたジャン・ヴァルジャンは一人の神父に出会い、希望を取り戻し、過去を秘めたまま今では町の人のために大きな工場を経営し、市長という大役を果たしていたのです。
一方宿屋を営む強欲なテナルディエ夫婦に預けられたコゼットは、使用人として働かされるつらい毎日を送りますが、夫婦や宿の娘たちの仕打ちにも負けず、愛らしく力強く成長していきます。

やがて、無理な生活がたたり病に倒れたファンティーヌの願いを受けたマドレーヌとコゼットが出会い、運命のドラマは原作にないオリジナルの登場人物やエピソードも加えて、壮大に展開して行きます。

■解説

幼いコゼットを連れた母・ファンティーヌは、村の宿屋ワーテルロー亭のテナルディエ夫婦にだまされ、愛する娘を預けて大きな工場のあるモントルイユ・シュル・メールの町へと更に働きに出ることを決断する。「いつか必ず迎えに来る」母の言葉を信じ、哀しみを堪えるコゼット。仕事を探すファンティーヌは、町の市長を務めている優しく親切な紳士マドレーヌに出会う。しかし、彼の本当の名はジャン・ヴァルジャンと言って、貧しい家族に与えるために一塊りのパンを盗んだことで投獄され脱獄を繰り返して19年間を刑務所で過ごした過去を持っていた。宿屋を営む強欲なテナルディエ夫婦に預けられたコゼットは、使用人として働かされるつらい毎日を送りますが、夫婦や宿の娘たちの仕打ちにも負けず、愛らしく力強く成長していく。文豪ヴィクトル・ユゴーの不朽の名作を、「少女コゼット」に視点を当てるという新たな切り口で現代によみがえらせた意欲作。

※日本アニメーション公式サイトより引用

■キャスト

・コゼット/名塚佳織
・コゼット(幼少期)/松元環季
・ジャン・ヴァルジャン/菅原正志
・ファンティーヌ/萩原えみこ
・ジャヴェール/松山タカシ
・テナルディエ/矢部雅史
・おかみ/堀越真己
・エポニーヌ/笹本優子
・アゼルマ/間宮くるみ
・ガヴローシュ/小林由美子
・フォーシェルヴァン/石森達幸
・マリウス/勝杏里
・ジルノルマン/小村哲生
・クールフェラック/竹本英史
・ミレーヌ/川庄美雪
・マブーフ/島田 敏
・アンジョルラス/岸 祐二
・コンブフェール/波多野渉
・プルーヴェール/藤田圭宣
・グランテール/森 訓久
・フイイ/松原大典
・ユシュルー/鈴木琢磨
・アラン/勝杏里
・ミリエル司教/大塚周夫
・シャンマチウ/辻親八
・サンプリス/かないみか
・ブーゴン/田村聖子

■メインスタッフ

・原作/ビクトル・ユゴー「レ・ミゼラブル」より
・企画/前田和也(フジテレビ)、佐野浩平、石川和子
・制作管理/早船健一郎
・シリーズ構成/金春智子
・キャラクターデザイン/渡辺はじめ、吉松孝博
・総作画監督/志田ただし
・音楽/松尾早人
・音楽プロデュース/吉村仁、本地大輔(インデックスミュージック)
・美術設定/伊藤主計
・美術監督/中村光毅
・撮影監督/森下成一
・音響監督/早瀬博雪、高橋秀雄
・色彩設計/小松原智子
・プロデューサー/伊藤幸弘(フジテレビ)、山本幸治(フジテレビ)、加藤道夫、田中 敦、佐藤賢一
・監督/桜井弘明
・製作/本橋浩一
・脚本/金春智子、丸尾みほ、平見 瞠、横谷昌宏、池田眞美子、島田満
・作画監督/藤原宏樹、山本径子、阿部千秋、加瀬政弘、南伸一郎、清水恵蔵、三浦洋祐、清水友子、Son Gil-young、宍戸久美子、渡辺章、梶浦紳一郎、桝井一平、飯飼一幸、渡辺はじめ、服部聰志、鈴木伸一、昆進之介、中野彬子、三浦貴弘、川口弘明、松岡謙治、をがわいちろう
・絵コンテ/桜井弘明、棚橋一徳、四分一節子、岡本英樹、藤森久、井硲清高、佐藤雄助、小滝礼、尼野浩正、福田道生
・演出/市橋佳之、棚橋一徳、赤城博昭、土屋日、清水明、岡嶋国敏、川西泰二、佐々木皓一、橋口洋介、梅本唯、園田雅裕、萩原露光、福本潔、安藤健、津田義三
・原画/藤原宏樹、鈴木麻衣子、大野泰江、岩男貴志、飯村真一、平林孝、遠藤省二、芝田篤史、若林要、高井浩一、森田岳志、川添博基、村田耕一他
・動画/FAI、スタジオマーク、スノーライトスタッフ
・動画チェック/大庭伸他
・デジタルペイント/スタジオ・ロビン
・背景/デザインオフィス・メカマン
・撮影/スタジオ・トゥインクル、海切歩、川又綾乃他
・編集/名取信一
・編集助手/貴村純美、渡邉智子
・ビデオ編集/金沢佳明、野本健一(東京現像所)
・ミキサー/池田裕貴
・A.E/中倉泉
・効果/フィズサウンド松田昭彦
・録音スタジオ/オムニバス三分坂スタジオ
・録音制作/ サンオンキョー会田昌克
・キャスティング事務/倉橋弥佳子
・企画協力/増谷則子(インデックスミュージック)、山口健一(NECビッグローブ)、菅野知津子(バンダイビジュアル)
・制作デスク/大隈真一
・制作進行/柳澤裕、菅原洋彦
・タイトルバックイラスト/譚小勇
・制作/フジテレビ、日本アニメーション

■メインキャラクタ

・コゼット
貧しさから母親と別れ、宿屋のテナルディエ夫妻に預けられる。夫妻や娘たちから召使のような扱いで日々こき使われるが、母ファンティーヌの「必ず迎えに来るから」と言う約束を心の支えに、つらい毎日を明るくけなげに生きる。実の息子ながら夫妻に邪険にされているガヴローシュをかばい、姉弟のように仲良くしている。運命に導かれジャン・ヴァルジャンと暮らすようになってからは、父として慕うヴァルジャンからの愛を一身に受け、美しく明るく成長していく。やがて青年マリウスと出会い…
・ジャン・ヴァルジャン
飢えた甥や姪を救うために一槐のパンを盗んだ罪で投獄されるが、何度も脱獄をはかったために19年という年月を獄中で過ごし、心をすさませる。しかし、ミリエル司教との出会いによって人間性を取り戻した彼は、マドレーヌと名を変えて、やがてモントルイユ・シュル・メールの町で工場を経営し、人々から望まれて市長にまでなる。
・ファンティーヌ
貧しさゆえに娘コゼット連れパリから仕事を求め田舎へとやってくる。途中出会ったモンフェルメイユ村の宿屋のテナルディエ夫妻にうまく丸め込まれてコゼットを預け、モントルイユ・シュル・メールの町でヴァルジャンの工場で働きだすが、女工仲間の嫌がらせを受け工場を追い出され、極貧の生活の中コゼットのために体を酷使し働き続ける。しかし無理な生活がたたり、やがて迎える死の床でコゼットをジャン・ヴァルジャンに託す。
・ジャヴェール
牢獄ですさんでいたジャン・ヴァルジャンを刑吏として目にしていた頃からの因縁により、ジャン・ヴァルジャンを執拗に追い続ける刑事。職務に忠実であることを誇りとし、他人にも厳しいが自分にも厳しい。人間の本質は決して変わらないことを信じているが、ジャン・ヴァルジャンを追い続けるうちに徐々に葛藤が生まれてくる。
・ガヴローシュ
テナルディエ夫妻の長子で末っ子。両親は娘たちばかりをかわいがり、ガヴローシュは乳児の頃から全く関心をもたれずに成長する。最初は誰にも心を開いていないが、子守を任されたコゼットにだけはだんだん心を開いていき、姉弟のように仲良く助け合うようになる。ジャン・ヴァルジャンがコゼットを迎えに来た時一緒に誘われるが、やはり自分の家はここだとテナルディエの元に残ることを選ぶ。後にコゼットとパリで再会。
・マリウス
貴族の祖父に育てられたが、ナポレオン軍で戦った亡き父の思いを知ったことから、王党派である祖父に反発して家を出、苦労しながら法律を学ぶ。 成長したコゼットと出会って、恋をする。アンジョルラスら仲間と共に、祖国に真の自由をもたらそうと政府軍との戦いに身を投じるが…。
・エポニーヌ
テナルディエ夫妻の長女。コゼットと同い年。初めはコゼットと仲良くするが、両親がいじめる姿を見て、コゼットにつらく当たり始める。コゼットに対して優越感を持つ反面、子供心に複雑なコンプレックスを抱いている。やがて両親と共にパリに出てマリウスに恋をするが、マリウスの目がコゼットしか見ていないと知って…。コゼットと「光と影」のような関係にある少女。
・テナルディエ、おかみ
モンフェルメイユ村の宿屋の主人夫婦。夫婦揃って限りない欲深さの持ち主で、常に人の足元を見ている。コゼットの母ファンティーヌをだまして法外な養育費を取り手元に預かるが、コゼットを使用人扱いしてこき使う。後に破産して一家でパリに出るが、そこでも狡猾に立ち回り悪事を働き続ける。3人の子どものうち娘たちに対しては愛情を注ぐが、末の息子に対しては冷たい。
・アゼルマ
テナルディエ夫妻の次女。両親や姉にならってコゼットをいじめる。主体性が持てず、いつもその場で一番強いものに従ってしまうようなところがある。
・アラン
ジャン・ヴァルジャンが市長になった、モントルイユ・シュル・メールの町の少年。貧しさから盗みを働くが、ジャン・ヴァルジャンに助けられて生まれ変わっていく。ジャン・ヴァルジャンにとって彼を救うことは、過去に自分を救ってくれたミリエル司教への恩を返すことでもある。ジャン・ヴァルジャンの仕事の手伝いをするようになり、病気になったファンティーヌの世話をしたり、ジャヴェールからの逃走を手助けしたりする。ジャン・ヴァルジャンの不在後は、彼の仕事と意志を引き継ぐ。
・フォーシェルヴァン
ジャン・ヴァルジャンを疎ましく思っていたが、馬車の事故の時に助けてもらい改心する。のちに修道院で働いているときに、ジャン・ヴァルジャンとコゼットをジャヴールから匿う。
・クールフェラック
政治結社ABCの友の一員、美青年でマリウスと同級生の青年。革命で死亡する。
・アンジョルラス
ABCの友の中心的人物、美青年。バリケードで亡くなる。
・ミリエル司教
慈悲深いディーニュの司教。彼の差し出した銀の燭台でジャン・ヴァルジャンは改心し、心の中の支えとした。

■サブタイトル

・#01/ファンティーヌとコゼット(2007/01/07)
・#02/ジャン・ヴァルジャンの秘密(2007/01/14)
・#03/新しい友だちシュシュ(2007/01/21)
・#04/お母さんの手紙(2007/01/28)
・#05/ジャヴェールの疑惑(2007/02/04)
・#06/コゼットの誕生日(2007/02/11)
・#07/迷子のエポニーヌ(2007/02/18)
・#08/お母さんのスカート(2007/02/25)
・#09/テナルディエの悪だくみ(2007/03/04)
・#10/迷いのマドレーヌ(2007/03/11)
・#11/サンプリスの嘘(2007/03/18)
・#12/ひとりぼっちのコゼット(2007/03/25)
・#13/ジャン・ヴァルジャンとコゼット(2007/04/01)
・#14/二人きりの旅(2007/04/08)
・#15/二人の絆(2007/04/15)
・#16/パリのゴルボー屋敷(2007/04/22)
・#17/迫り来るジャヴェール(2007/04/29)
・#18/忘れていた再会(2007/05/06)
・#19/預けられたコゼット(2007/05/13)
・#20/修道院の日々(2007/05/20)
・#21/マリウス・ポンメルシー(2007/05/27)
・#22/それぞれの旅立ち(2007/06/03)
・#23/パリの空の下で(2007/06/10)
・#24/リュクサンブールの出会い(2007/06/17)
・#25/届かぬ思い(2007/06/24)
・#26/パリのすれちがい(2007/07/01)
・#27/飛び出した女の子(2007/07/08)
・#28/拾われた手紙(2007/07/15)
・#29/テナルディエの罠(2007/07/22)
・#30/残されたコイン(2007/07/29)
・#31/穏やかなプリュメ通り(2007/08/05)
・#32/あの日の面影(2007/08/12)
・#33/あきらめかけた再会(2007/08/19)
・#34/象の中の子供たち(2007/08/26)
・#35/パトロン・ミネットの脱獄(2007/09/02)
・#36/病める都・パリ(2007/09/09)
・#37/マリウスの誤算(2007/09/16)
・#38/コゼットとエポニーヌ(2007/09/23)
・#39/1832年6月5日(2007/09/30)
・#40/革命の夜(2007/10/07)
・#41/エポニーヌの恋(2007/10/14)
・#42/マリウスからの手紙(2007/10/21)
・#43/ガヴローシュの願い(2007/10/28)
・#44/未来へのともしび(2007/11/04)
・#45/パリの下水道(2007/11/11)
・#46/ジャヴェールの正義(2007/11/18)
・#47/心の絆(2007/11/25)
・#48/コゼットとマリウス(2007/12/02)
・#49/私のお母さん(2007/12/09)
・#50/永遠のリング(2007/12/16)
・#51/明かされた真実(2007/12/23)
・#52/銀の燭台(2007/12/30)

■関連作品

・世界名作劇場 完結版 レ・ミゼラブル 少女コゼット
・ペリーヌ物語

■主題歌・楽曲

・OP1
・風のむこう
・作詞/斉藤由貴
・作曲/いしいめぐみ 
・編曲/澤近泰輔
・歌/斉藤由貴

・ED1
・ma maman(わたしのお母さん)
・作詞/斉藤由貴
・作曲/澤近泰輔
・編曲/澤近泰輔
・歌/斉藤由貴

・IN1
・夢で会おうね
・作詞/いしいめぐみ
・作曲/いしいめぐみ
・編曲/いしいめぐみ
・歌/コゼット(名塚佳織)

・IN2
・私にできること
・作詞/いしいめぐみ
・作曲/いしいめぐみ
・編曲/D'iLL
・歌/コゼット(名塚佳織)

・IN3
・永遠のリング
・作詞/斉藤恵
・作曲/安部純
・編曲/小倉健二
・歌/コゼット(名塚佳織)

■同じ年に公開された作品