作品基本情報 [事務局独自調査]
アフロサムライ
アフロサムライ
- ■公開メディア
- TVアニメシリーズ
- ■原作メディア
- 漫画
- ■放送期間
- 2007年01月04日 ~ 2007年01月25日
Spike TV 2007年1月4日~2007年1月25日(1回~5回)
WOWOW 2007年5月3日~2007年5月4日(1回~2回) 23:00~24:30
※北米にて放映後、日本では2007年5月3日、4日に2夜連続ハイビジョンでWOWOWにて放映。 - ■放送局
- Spike TV、WOWOW
- ■分数
- 30分
- ■話数
- 5話
- ■原作
- 岡崎能士
- ■監督
- 木崎文智
- ■制作
- ・アニメーション制作/GONZO
- ■著作
- ©2006 岡崎 能士・GONZO/サムライプロジェクト
作品詳細情報
■ストーリー
「闇の剣客道」、その“一番”のハチマキを持つ者は世界を制する。唯一の掟、それは“二番”だけが“一番”と闘うことを許されていることのみ。幼い頃、目の前で父を惨殺された少年は、その仇であるジャスティスという名のガンマンに復讐を誓う。歳月を経て、大人になった少年は「二番」のハチマキを巻くアフロサムライとなっていた。軽口を叩く道連れの男、ニンジャニンジャと小さな町に差し掛かると、雑魚たちが襲いかかる。そこでアフロは情報を得る、仇敵は須弥山にありと……謎の宗教集団「無無坊主(ノンノンボウズ)」に観察されているとも知らずに。その後、アフロは毒矢に傷つき、谷底へと落ちてゆく。
瀕死の重傷を負ったアフロは、夢と現の間で子供時代の夢を見る。剣術の師匠に拾われ、道場で他の孤児たちと暮らし、兄貴分の仁之助や幼い少女・おつるの2人と絆を育んだ穏やかな日々。意識を取り戻したアフロは、お菊という女性の献身により傷を癒す。やがて惹かれ合う二人。お菊は「無無坊主」が差し向けたくの一だったが、なぜかアフロを殺すことができない。その裏切りを察した「無無坊主」は、お菊=美しく成長したおつるを殺害し、アフロの剣術データのメモリーチップを奪う。
再び須弥山を目ざすアフロたちに、無無坊主が送り込んだ新たな刺客。それはアフロと瓜二つのクローンロボット・アフロドロイド! あらゆる面で自分を上回る難敵に苦戦するアフロだったが、師匠の「無念無想」の言葉が脳裏をよぎり、これを打倒。無無坊主の本陣を壊滅に追い込み、山の頂上にたどり着く。
そこでアフロの前に立ちはだかったのは、ぬいぐるみのクマの頭をかぶったサムライ・クマだった。壮絶な激闘の中、アフロはクマの太刀筋に覚えがあると気づく。そう、復讐と引き替えに失った大切な絆を。クマの頭が脱ぎ捨てられると、現れたのはかつての兄弟子・仁之助の変わり果てた姿。彼もまた、“復讐”に取り憑かれた剣鬼だったのだ。どちらの執念が上回るのか、そしてアフロは父の仇にして「闇の剣客道」の頂点に君臨するジャスティスに打ち勝つことが出来るのか!?
■解説
サミュエル・L・ジャクソンasアフロサムライ!
全米大興奮の「剣は銃よりも強し」アニメ、ついに日本凱旋!
アフロ・ミーツ・サムライ!まさに和魂洋才どころではない主人公がライバルのガンマンや剣客達と死闘をくり広げるアニメシリーズが、大手ケーブルチャンネルSpike TVで全米放送されるや、なぜ一夜にして全米を“COOL!”と熱狂させる興奮の渦に叩き込んだのか? その謎を解くカギは、“武士道”と“ジャパニメーション”と“ヒップ・ホップ”の三位一体にある。黒澤明の『七人の侍』などが北米映画にチャンバラを伝授したことはあまりにも有名。さらに90年代、日本発の時代劇アクション『Ninja Scroll』(邦題:『獣兵衛忍風帖』が)50万本近い売上げを記録。“武士道”はアメリカ大陸に“ジャパニメーション”という二の太刀を打ち込んでいたのだ。さらに今回は劇場公開を記念し、新たな編集を施し、劇場版オリジナル『アフロサムライ』として公開されることとなった。
そして本作は、日本人アーティスト岡崎能士が限定出版したコミックを、『青の6号』や『ブレイブ ストーリー』のGONZOが見出してアニメ化を企画。それを偶然目にしたサミュエル・L・ジャクソンが「これこそは俺がやるべき仕事!」と自ら製作への参加を表明したことで、プロジェクトは大きな進展を見せた。かつて銀河でも指折りの“剣豪”を演じたサミュエル自身、主人公アフロサムライを含む二役のボイスアクターを快諾したのをはじめ、ハリウッドの実力派俳優らも出演。そこに『キル・ビル』『ゴースト・ドッグ』などの映画音楽でも著名なカリスマアーティストThe RZAが参加し、「アフロサムライはアーバンカルチャーのエポックとなるべき作品!」と凄まじい意気込みでヒップホップ・サウンドを提供している。
これまで「ジャパニメーション」が日本に“逆上陸”して成功を収めた例は決して多くはない。だが、去る4月末に渋谷で行われた試写会では、断固支持する!という熱烈な手応えを勝ちえている。それもそのはず、監督は『バジリスク~甲賀忍法帖~』などを手がけ、日本のコアなアニメファンから海外まで高い評価を受けている木_文智その人なのだから。
見よ、アフロヘアの侍という破天荒なヒーローが時代劇のような世界の中で、ボウガンやミサイル、アンドロイドを斬って斬って斬りまくる血風録を。さらには敵役のガンマンとの決闘で「剣は銃よりも強し」を実証してみせる生きざまを。これらすべてが滑稽ではなく、COOL!としか言いようのない驚きは「百聞は一見にしかず」である。
アフロサムライは現代カルチャーシーンをリードするだけではない。「ポップ」と「オタク」の間にあるカルチャーギャップを一刀両断にする“グローバル・コンテンツ”の侍として、まれに見る日本凱旋を果たしたのだ。
■キャスト
・アフロサムライ、ニンジャニンジャ/サミュエル・L・ジャクソン
・ジャスティス/ロン・パールマン
・お菊/ケリー・フー
■メインスタッフ
・原作/岡崎能士
・監督/木﨑文智
・音楽/The RZA
・脚本/山下友弘、むとうやすゆき、Derek Draper(英語版)、Chris Yoo(英語版)
・キャラクターデザイン/飯島弘也
・アニメーション制作/GONZO
■メインキャラクタ
・アフロサムライ(通称:アフロ)
幼い頃「闇の剣客道」の“一番”だった父を、当時“二番”だったジャスティスに、目の前で殺されてしまう。父の仇を討つために剣の修行をし、“二番”のハチマキを持つサムライとなって復讐の旅を続ける。
・ニンジャニンジャ
アフロに付きまとう謎の男。アフロとは対照的によく喋る。
・ジャスティス
アフロの父を殺し、闇の剣客道の“一番”に君臨するガンマン。
・お菊
傷ついたアフロを献身的に看護する謎の女。
■サブタイトル
・#01/Number Two
・#02/OKIKU
・#03/THE EMPTY SEVEN CLAN
・#04/KUMA
・#05/JUSTICE
■関連作品
・アフロサムライ 劇場版
・アフロサムライ レザレクション
■主題歌・楽曲
・TM1
・First Movement
・作詞/Robert Diggs
・作曲/Robert Diggs
・編曲/ Robert Diggs
・歌/meg rock