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作品基本情報 [事務局独自調査]

アクアリオン

AQUARION

■公開メディア
TVアニメシリーズ
■原作メディア
アニメオリジナル
■放送期間
2005年08月02日 ~ 2005年09月27日
テレビ東京 2005年8月2日~2005年9月26日(1回~9回)毎週月曜 25:00~25:30

※創聖のアクエリオンのOPが変わる際にOP映像に「AQUARION」と表記された。「創聖のアクエリオン」の続き。
■放送局
テレビ東京
■分数
30分
■話数
9話
■原作
河森正治、サテライト
■監督
・監督/河森正治
・副監督/ところともかず
■制作
・制作/サテライト
・製作/Project AQUARION(メディアファクトリー、博報堂DYメディアパートナーズ、東北新社、バンダイ)
■著作
©2004 河森正治・サテライト/Project AQUARION

作品詳細情報

■ストーリー

創聖紀0011年の地球――人類は、すでにその人口の2/3を失っていた。
11年前の大異変が原因である。南極の氷が溶解し、1万2千年前に滅びたはずのアトランディアが出現、翼をもつ“堕天翅族”が蘇った。彼らは高度な科学で作り上げた生物機械兵器“神話獣”を次々と人類の都市に送り込み、人間を捕獲していった。生体エネルギー“プラーナ”を摂取するためである。

「もう一人の翼… “太陽の翼”が氷の街に、目を覚ます…」
異変後に、特殊機関“地球再生機構ディーバ(DEAVA)”が設立された。そのエレメント候補生リーナは、アトランディアの勇者“太陽の翼”の復活を予言する。

人類は反撃を期して、海底遺跡から3機のハイブリッド戦闘機“ベクターマシン”を発掘していた。1万2千年前、堕天翅族を滅亡へ追い込んだとされる伝説の兵器である。ベクターマシンが合体することにより、 “機械天使アクエリオン”が姿を現す。
アクエリオンを動かすには、マシンの機械生命と感応、共鳴できる“エレメント”と呼ばれる人間が必要だ。“エレメント”とは、大異変後の電磁場変化によって特異な能力が呼び覚まされた者たちである。彼らはその生体フィールドによって堕天翅族の催眠攻撃から身を守ることができた。その中でも特にアクエリオンの搭乗者は鋭敏な五感や純真な魂が要求されるため、10代半ばの少年少女たちがパイロットとして集められた。

救世主となる“太陽の翼”を捜索していたエレメントのシルヴィアは、ターゲットを発見して愕然とする。その少年、アポロは、盗んだ食料で生き延びている獣のようなストリート・チルドレンだったのだ。

そのとき、堕天翅族の“ケルビム兵”と“収穫獣”が襲いかかってきた。彼らもまた、“太陽の翼”を狙っていたのだ。ディーバはベクターマシンの出動を迫られる。
ついに“機械天使アクエリオン”の合体するときが来た……。

■解説

3機のマシンが3種のロボットに完全変形・完全合体!
新世紀の合体ラブロマンス!!

※サテライト公式サイトより引用

■キャスト

・アポロ/寺島拓篤
・シルヴィア/かかずゆみ
・シリウス/杉田智和
・ピエール/小野坂昌也
・麗花/小林沙苗
・リーナ/佐藤裕美
・つぐみ/日笠山亜美
・ジュン/阪口大助
・クルト、クロエ/朴璐美
・グレン/風間勇刀
・不動GEN/石塚運昇
・ソフィア/玉川紗己子
・ジェローム/飛田展男
・聖天翅・頭翅(トーマ)/森川智之
・音楽翅・音翅(オトハ)/兵藤まこ
・老賢翅・夜翅(ヨハネス)/青森伸
・戦翅・両翅(モロハ)/矢尾一樹
・原型翅・錬翅(レンシ)/石塚運昇
・小天翅・双翅(フタバ)/川上とも子
・情報翅・智翅(シルハ)/小西克幸

■メインスタッフ

・原作/河森正治、サテライト
・監督/河森正治
・副監督/ところともかず
・シリーズ構成/大野木寛、河森正治
・脚本/大野木寛、高橋ナツコ、岡部雅子、杉原由美子、河森正治
・キャラクター原案/金田榮路
・キャラクターデザイン/藤川太
・コンセプトデザイン/okama
・アクエリオンデザイン/河森正治
・メカニックデザイン/高倉武史
・モニタグラフィックデザイン/佐山善則
・美術監督/太田大
・撮影監督/前田洋志
・色彩設計/中山久美子
・CGIディレクター/小林謙一
・CGIアニメーション監督/井野元英二
・アクエリオンモデリング/八木下浩史
・音楽/菅野よう子、保刈久明
・音響監督/三間雅文
・音響効果/倉橋静男(SOUND BOX)
・制作/サテライト
・製作/Project AQUARION(メディアファクトリー、博報堂DYメディアパートナーズ、東北新社、バンダイ)

■メインキャラクタ

●地球再生機構ディーバ
・アポロ
13歳。アトランディア最強の守護天翅“アポロニアス”の生まれ変わりと噂されているが、本人は過去生を全く覚えていない。大異変時に孤児となり、同じ境遇の少年達と共に、厳しい環境を生き抜いてきた。野生の勘にすぐれ、臭覚抜群、両眼ともに5.0を上回る高い視力を持つ。
・シルヴィア・ド・アリシア
14歳。1万2千万年前の戦いで、堕天翅アポロニアスと恋に落ちた人間の女戦士セリアンの“過去生”なる記憶を有している。アリシア王国の王女として育てられる。怪力の持ち主で、念力能力を有する。勝ち気でロマンチストのじゃじゃ馬娘。
・シリウス・ド・アリシア
16歳。シルヴィアの兄であり、アリシア王国の王子として、英才教育を受けて育つ。剣術に長け、鋭い聴覚を持つ。また、右腕から高速震動を発生させる能力を有し、それを剣に伝達して強力な切断力を生み出す。美しいものをこよなく愛し、時に詩を口ずさむ。
・ピエール・ヴィエラ
17歳。17歳ながら人気チームのプロサッカー選手だったが、試合中、チームメイトや観客までもが神話獣にさらわれてしまったという過去を持つ。陽気で、スポーツ万能。女の子には気軽に声をかけるノリのよさと、マメさで2軍の女生徒からは絶大な人気を誇る。
・紅 麗花
15歳。自称、不幸を呼ぶ女。学力も戦闘能力も常に上位の成績だが、実践で彼女を襲う度重なる不運が、活躍を妨げている。サイコメトリー的に、物の記録を読むこともできる。霊感が強く、そのためか本人の能力は高いのだが、行く先々で奇妙な事故やトラブルが多発してしまう。
・リーナ・ルーン
11歳。霊感が強く、人の心をオーラの形状や色彩として感知できるディーバの予言者。超視力を有し、光の反射によって目に映るものを見るのではなく、超感覚的に空間や物質を認識している。動植物や自然の"声・歌"を聞き、心を交わせることができるが、普段は車椅子で移動している。
・つぐみ・ローゼンマイヤー
15歳。メカの修理が得意。ドジでノロマだが天真爛漫。ドイツ系の祖父から受け継いだ愛車イセッタを自分でレストアして乗っている。興奮すると、周囲に爆発を起こしてしまうエレメント能力を持つ。
・ジュン・リー
14歳。ネオアジア第17エリア出身。頭脳明晰で、国家の中枢機関をも脅かす天才ハッカー。博識でうんちくを語らせたらとまらない。念写能力があり、直接映像を見ることはできないが、なぜかフィルムやデジタル画面にイメージを投写できる。アイドルオタクでもある。
・クルト・クーリック、クロエ・クーリック
14歳。二卵生双生児でテレパシスト。テレパシー能力が最も強く発動されるのはもちろん二人の間。顔も声も似ているが、性格も酷似。唯一違うのが、クルトが犬派で、クロエが猫派。
・グレン・アンダーソン
エレメントスクールでは常にシリウスや麗花と成績トップを争っていた優等生。優しい性格で麗花に好意を寄せていた。初のアクエリオン合体実戦訓練でベクターソルに搭乗するが、被弾して深手を負ってしまい、昏睡状態に陥る。
・不動GEN
年齢不詳。特殊機関"地球再生機構ディーバ"(DEAVA)、AQ運用部隊の司令官・兼 エレメントスクールの教官。経歴、出身等一切不明、神速の魔術師といわれている。元アクエリオン発掘調査団メンバーであり、行方不明となっていたが、ディーバの司令として赴任。
・ソフィア・ブラン
27歳。エレメントスクール生の心のケアを受け持つサイコセラピスト。度重なる戦闘や不動司令の特訓に、悩み苦しむエレメントたちの心と体を癒す。
・ジャン・ジェローム・ジョルジュ
24歳。ディーバAQ運用部隊の副司令官。軍事・防衛学に関わらず、数々の博士号を有する他、13ヶ国語を習得している。

●堕天翅族
・聖天翅・頭翅(トーマ)
堕天翅族の若き前線指揮官。1万2千年前のアトランディアでは、アポロニアスの許婚であった。アトランディア大戦末期には、堕天翅を裏切ったアポロニアスと、壮絶な死闘を繰り広げた。そして、アポロたちが操るアクエリオンと堕天翅の戦いが始まった時、永い眠りから目覚める。
・音楽翅・音翅(オトハ)
女神のように美しい音楽翅。彼女の左腕からレースのように下がった羽を、ハーブのようにかき鳴らしたり、コオロギの羽のように震わすことで、美しい音楽を奏でる。しかしその音色は、使い方によっては人を狂わせたり、気象を操ったりすることも出来る。現世でのトーマの恋人。
・老賢翅・夜翅(ヨハネス)
この世界の闇をつかさどる、コウモリの羽を持つ最長老堕天翅。特殊能力を有する天翅たちを生み出した開発メンバーのひとりである。自分の肉体が魂をつなぎとめておける時間は残り少ない事を知っており、人類の生命の源となっているプラーナをできる限りアトランディアに取り戻し、その都を蘇らせることが望み。
・戦翅・両翅(モロハ)
虫のような形態と剣状の腕を持つ戦闘型堕天翅。非常に好戦的な性格で、トーマをライバル視している。
・原型翅・錬翅(レンシ)
神の指を持つと言われ、自ら作成したフィギュアに神話力を加えることによって神話獣を作り出すことができる能力を持つ。
・怪力翅・剛翅(ゴウシ)
足まで届く巨大な拳を持つ、大型堕天翅。尻尾まで続くたてがみのような翅を持つ。
・小天翅・双翅(フタバ)
堕天翅族最後の子供天翅。その無邪気さは時として人類にとっては大いなる災厄となる。足首に翅をもつ。
・情報翅・智翅(シルハ)
ライオンの体を持ち、叡智と情報収集をつかさどる堕天翅。体の色の異なる2体で1体をなす。双翅の教育係でもある。

■メインロボ・アイテム

●地球再生機構ディーバ
・機械天使アクエリオン
3機のベクターマシンが合体して巨大なヒトガタ形態となったハイブリッドロボットで、1万2千年前に開発され、堕天翅族を滅ぼしたと伝えられる。ヘッドになるベクターマシンによって形態・能力が変る。ハイブリッドロボのパワーはエレメント(搭乗者)の潜在能力を増幅したものであるため、ハイブリッドロボがパワーを発すれば発するほど、エレメントの消耗が激しくなる。このため、ハイブリッドロボを駆使するエレメントたちは、常日頃から心身を鍛えていなければならない。古代の海底遺跡から不動GENら発掘隊のメンバーが発掘した。
・ソーラーアクエリオン
全高/48メートル 重量/88トン
ベクターソルがヘッド・ポジション。パイロットの持つ、格闘術の能力を引き出す、破壊力重視のロボット。
・アクエリオンマーズ
全高/ 51.5メートル 重量/88トン
ベクターマーズがヘッド・ポジション。剣を武器に持つ。どんなに不利な体勢からも、敵を一刀両断する。
・アクエリオンルナ
全高/46.2メートル 重量/88トン
ベクタールナがヘッド・ポジション。女性エレメントが搭乗することが多い。腕に弓『ルナティック・アーチェリー』を武器に持つ。
・強攻型アクエリオン
新国連軍とディーバが秘密裏に共同開発した新型アクエリオン。堕天翅の翅を植えつけられ、能力を異常なまでに高められたエレメントが搭乗するため、1名で操縦が可能(他の2機のベクターの運用は堕天翅の翅を利用した操縦ユニットが行う)。
・アクエリオン アルファ
ベクターアルファがヘッドポジション。巨大なインパクトカノンを装備し、堕天翅の翅を利用したPSG量子反応砲を発射する。
・アクエリオン オメガ
ベクターオメガがヘッドポジション。ベクターデルタに装備された2丁の30mmアサルトGUNポットを使用して攻撃可能。頭部にガトリング砲を備える。
・アクエリオン デルタ
ベクターデルタがヘッドポジション。両腕部にミサイルランチャーを装備。またGUNポッドをトンファーのように扱うこともできる。
・アクエリオン ソルナ
腕を失ったソーラーアクエリオンを胴部に移動させ、バックパックのルナによって頭部および腕部を構成したアクエリオン。ソーラーのパワーを維持しつつ、麗花による近接格闘と弓による攻撃を可能とした。
・リーナ仕様アクエリオン
ーナのプラーナ吸収能力によって、銀色に輝く機体となったアクエリオン。リーナの必殺技「吸血のシルバークロス」を発動。
・妄想型アクエリオン
アポロニアスの翅を利用した双翅が作り出した異空間に飛ばされたしまったシリウスたちが合体した妙にシンプルなアクエリオンマーズ。
・高次元合体アクエリオン
エレメントの心・体・魂のベクトルが一つに合体したことによって、亜空間から質量を召喚し、巨大化したアクエリオン。必殺技「超3D無限拳」を発動。
・アクエリオン エンジェル
シリウスの裏切りによってベクターマーズを失ってしまったが、強攻型のベクターオメガとの合体を見事成功させた機体。
・強攻型アクエリオン アーマゲドン形態
強攻型アクエリオンオメガが変形した六足歩行型アクエリオン。上部にインパクトカノンを装備し、最大出力のPSG量子反応砲を発射可能。
・強攻型アクエリオン アサルトウォーカー形態
強攻型アクエリオン アルファが変形した飛行形態とヒトガタロボット形態を併せもつモード。

●堕天翅族
・ケルビム兵
堕天翅族が繰り出してくるヒトガタ兵器。長い手足と鋭いツメが特徴。頭部からパルスビームを発射することができる。非常に敏捷性が高く、予想不能な動きでアクエリオンを撹乱する。様々なタイプが存在し、特殊能力を駆使して攻撃してくることも。堕天翅やその魂が乗り込むこともある。
・ケルビム・ブルーメンブラット
花のような頭部を持つケルビム兵。堕天翅・頭翅(トーマ)の魂が転送されることですさまじいパワーを発揮する。
・神話獣
堕天翅族が生命の樹の力によって生み出す、対人類攻撃用兵器。さまざまな形状、能力を有する。さらに小さいサイズの神話獣「小型獣」も存在する。
・収穫獣
プラーナ吸収するために人類を収穫する目的の神話獣。ハンマーヘッドシャークのような巨大な頭部を持ち、腹部からの光線等によって人類を吸収してしまう。
・シバルバー
神話獣の1つ。巨大なツメを持ち、そのツメをドリル状に変形させることで地底を高速で移動できる能力をもつ。無数のトゲが分離してホーミングミサイルのように攻撃する。
・ケルビム・リュンヌ
頭翅によって、近くに見えて届かない「月」の力を授けられたケルビム兵。敵との間合いを計り、攻撃を避けたのち、電撃弾による攻撃を仕掛ける。
・アンティクトン
正12面体の構造を持ちながら、面は10面しか確認できないという神聖幾何学模様を持つ神話獣。その姿を見たものの認識構造を歪め、嫉妬、恐れ、不安といった感情を増大させる。
・グラーヴェ・ケルビム
非常に硬い装甲をもち、あらゆる攻撃を撥ね返す重ケルビム兵。ドリル上の腕を持ち、強力なパンチを繰り出すほか、ミサイルのように飛ばす攻撃も可能。
・ティターニア
夢を産む女神話獣。ティターニアの夢に囚われた人は眠り続けたままとなってしまい、プラーナを吸い取られ続ける。
・ケルビム・イスキューロン
原型翅・錬翅(レンシ)が神話的複製によって作成した、両翅(モロハ)専用ケルビム兵。両翅の強力なパワーに耐えられるように設計され、ハンマー状の腕の一撃は凄まじい破壊力を持つ。さらに2体に分離することができ、回避や攻撃に優れる。
・ケルビム・シュルルクベラ
頭翅と音翅が駆るケルビム兵。複座式コックピットを有し、その美しい姿からは想像もつかないスピードと破壊力を持つ。腰のスカートパーツを取りはずし、両剣として攻撃可能。
・クンバ&ニクンバ
2体で1体をなす神話獣。クンバが倒されればニクンバに、ニクンバが倒されればクンバに、その弱点である心臓が瞬時に行き来することで不死身の体を誇る。
・ブラックリーナ
エレメントたちの深層心理にある“恐怖”を実体化する鏡像型神話獣によって、吸血鬼リーナの姿を帯びた神話獣。鋭い牙をもち、プラーナを吸い取ることができる。
・モンジ
ミクロン単位の超小型神話獣。その小ささゆえ、あらゆるところから侵入し人間の食料を食べつくしてしまう。
・ケルビム・ヴェルルゼバ
頭翅が操る、漆黒の最強ケルビム兵。通常のケルビム兵以上の戦闘能力と機動性を発揮、どんな体勢からも攻撃・防御をすることができる。両腕から剣を出現させ、曲芸的な動きで相手を撹乱、必殺の一撃を繰り出す。
・ケルビム・マーズ
堕天翅族の元に去った新天翅・詩翅(シリウス)が操るベクターマーズとケルビム兵が神話力によって合体したヒトガタ兵器。ケルビム兵の機動性を活かしたまま、アクエリオンマーズの剣技を繰り出す恐るべき機体。バックパックに移動したケルビム兵の腕部からのビームや鋭いツメの乱射も健在。
・ミラーアクエリオン
DEAVAのオリジナルアクエリオンの形から高次元量子パターン、そして合体シークエンスまでをも完全にコピーした神話獣アクエリオン。もちろん3形態の合体が可能で、その特徴を生かした攻撃を仕掛ける。


●その他
・時代
現在から20数年後の地球――創聖紀0011年。11年前に起きた大異変により、人類はその2/3の人口を失っていた。その大異変によって南極の氷が溶解し、1万2千年前に滅びたはずのアトランディアが出現、“堕天翅族”が蘇ったのである。
・堕天翅族
堕天翅族は頭や背中など、体の一部に羽状器官を有し、人類達より遥かに高度な知覚や特殊能力をもつ者たちである。彼らは、1万2千年以上前、アトランディアの地に高度な文明を築き、人間たちを“羽なし”と呼び、捕獲してその生体エネルギー"プラーナ"を摂取していた。しかし、1万2千年前、堕天翅族の最強の守護天翅アポロニアスが、人類の女戦士セリアンと恋に落ち、堕天翅族を裏切る。アポロニアスは人類と共に“機械天使アクエリオン”に乗り込んで戦い、アトランディアは滅亡へと追い込まれたといわれていた。これは「楽園崩壊」と呼ばれている。アトランディアは上下がさかさまの美しい街で、その周囲の農場や中心にある“生命の樹”には収獲された人類が植えられ、そのプラーナは堕天翅族の翅に吸収されていく。
・地球再生機構ディーバとエレメント
蘇った堕天翅族に対抗するため、新国連は大異変後に特殊機関、地球再生機構ディーバ〔DEAVA―Division of EArth Vitalization Advancement〕を設立。ディーバは、かつて堕天翅族を滅亡へ追い込んだとされる伝説の兵器“機械天使アクエリオン”を運用するため、“エレメント”と呼ばれる少年少女たちを各地から集め、搭乗者となるべく特訓を行っていた。“エレメント”とは、大異変後の電磁場変化によって特異な能力が呼び覚まされた者たちである。彼らはその生体フィールドによって堕天翅族の催眠攻撃から身を守ることができた。その中でも特にアクエリオンの搭乗者は鋭敏な五感や純真な魂が要求されるため、10代半ばの少年少女たちがパイロットとして集められたのである。

■サブタイトル

・第18話/魂のコスプレイヤー(2005/08/02)
・第19話/けがれなき悪戯(2005/08/09)
・第20話/天翅の翅音(2005/08/16)
・第21話/紅い道(2005/08/23)
・第22話/見えない翼(2005/08/30)
・第23話/翼、儚く(2005/09/06)
・第24話/天空のゲート(2005/09/13)
・第25話/決戦!!アトランディア(2005/09/20)
・第26話/世界のはじまりの日(2005/09/27)

■関連作品

・創星のアクエリオン
・創星のアクエリオン 太陽の翼
・創星のアクエリオン 裏切りの翼
・劇場版アクエリオン 創星神話篇
・劇場版アクエリオン 壱発逆転篇
・アクエリオンEVOL
・アクエリオンEVOL TV版初回放送1&2話SP
・アクエリオンEVOL 26話ディレクターズ・カット版
・創勢のアクエリオンEVOL
・アクエリオンロゴス

■主題歌・楽曲

・OP1
・Go Tight!
・作詞/岩里祐穂
・作曲/菅野よう子
・編曲/菅野よう子
・歌/AKINO

・ED1
・オムナ マグニ
・作詞/Gabriela Robin
・作曲/菅野よう子
・編曲/菅野よう子
・歌/牧野由依

・ED2
・Celiane
・作詞/Gabriela Robin
・作曲/菅野よう子
・編曲/菅野よう子
・歌/Gabriela Robin

・IN1
・ニケ15歳
・作詞/岩里祐穂
・作曲/菅野よう子
・編曲/菅野よう子
・歌/AKINO

・IN2
・荒野のヒース
・作詞/岩里祐穂
・作曲/菅野よう子、保刈久明
・編曲/菅野よう子、保刈久明
・歌/AKINO

・IN3
・Genesis of Aquarion
・作詞/岩里祐穂
・英語詞/bless4
・作曲/菅野よう子
・編曲/菅野よう子
・歌/AKINO from bless4

■同じ年に公開された作品