作品基本情報 [事務局独自調査]
カグヤヒメノモノガタリ
かぐや姫の物語
- ■公開メディア
- 劇場
- ■原作メディア
- 伝承文学
- ■公開日
- 2013年11月23日 ~ 0000年01月01日
- ■配給会社
- 東宝
- ■分数
- 137分
- ■話数
- 1話
- ■原作
- 「竹取物語」
- ■監督
- 高畑勲
- ■制作
- ・制作/星野康二、スタジオジブリ
- ■著作
- © 2013 畑事務所・Studio Ghibli・NDHDMTK
作品詳細情報
■ストーリー
この地で、一人の女性が生きた。
笑い、泣き、喜び、怒り、
その短い生の一瞬一瞬に
いのちの輝きを求めて。
数ある星の中から、
彼女はなぜ地球を選んだのか。
この地で何を思い、
なぜ月へ去らねばならなかったのか。
姫が犯した罪とは、
その罰とはいったい何だったのか――。
日本最古の物語文学「竹取物語」に隠された
人間・かぐや姫の真実の物語。
姫の犯した罪と罰。
製作期間8年、製作費50億円の娯楽超大作。
ジブリヒロイン史上、最高の"絶世の美女"が誕生。
■解説
スタジオジブリが描く“真実(本当)”のかぐや姫。
竹の中から生まれ、すぐに成長して美しい娘に育ち、求婚者たちを次々と振ったあげく、満月の夜、迎えに来た使者とともに月へと去ってしまう――。 これが日本人の誰もが知る「竹取物語」の筋書きだ。 しかし、かぐや姫がどうしてこの地に心を残し、月へ帰ることをあれほど嘆き悲しむのか、その理由を私たちは知らない。 かぐや姫はいったい何のために地球にやって来て、なぜ月へ帰ることになったのか。この地で何を思い生きていたのか。 かぐや姫の罪とは、その罰とはいったい何だったのか。 高畑勲の待望の最新作「かぐや姫の物語」は、誰もが知る“かぐや姫”の筋書きはそのままに、誰も知ることのなかったその「心」を描くことで、 日本最古の物語に隠された人間・かぐや姫の真実を描き出す。
伝説の男が還ってきた。ジブリ史上、最大の野心作。
「アルプスの少女ハイジ」「赤毛のアン」「火垂るの墓」「おもひでぽろぽろ」…… 日本のアニメーションの礎を築いた伝説のアニメーション映画監督・高畑 勲。その14年ぶりの最新作「かぐや姫の物語」が遂に完成した。 高畑自身、「今日のひとつの到達点」と語る本作は、予告編が「風立ちぬ」公開と同時に劇場上映されるや、その画期的な映像表現に話題騒然。 日本トップクラスのスタッフが集結し、新たなスタジオを開設してまで作られるなど、 アニメーションの「破壊と創造」を繰り返してきた78歳の巨匠・高畑 勲の半世紀越しの夢がいま実現する。 日本のアニメーションにまた新たな潮流が生まれる。ここに、ジブリ史上、最大の野心作が誕生した。
主人公に朝倉あき。故・地井武男他、豪華キャスト陣が結集。
主人公・かぐや姫役には、数百人のオーディションから選ばれた朝倉あき。日本人の誰もが知る“絶世の美女”の喜びと悲しみを見事に演じきった。 幼馴染である捨丸役に実力派若手俳優の高良健吾。かぐや姫を育てる翁役を、本作が遺作映画となった故・地井武男が熱演。 また、NHK「あまちゃん」が記憶に新しい宮本信子が、育ての母である媼を優しく演じた。 さらに高畑淳子、田畑智子、立川志の輔、上川隆也 伊集院光、宇崎竜童、中村七之助、橋爪 功 朝丘雪路、仲代達矢ら、かつてない豪華キャストが脇を固める。
久石 譲と30年越しの初タッグ。主題歌は“いのちの歌声”二階堂和美。
音楽を担当したのは久石 譲。「風の谷のナウシカ」(1984年 宮崎 駿監督)でプロデューサーであった高畑 勲に才能を見出された久石が、高畑監督の強い希望により、今回初めて高畑監督作品に参加することとなった。 また、主題歌には広島在住の現役僧侶でもある二階堂和美が抜擢された。“いのちの歌声“を持つ二階堂和美の主題歌で、映画は圧倒的な包容力とともに幕を閉じる。
それはとりもなおさず、 地球に生を受けたにもかかわらず、 その生を輝かすことができないでいる 私たち自身の物語でもありうるのではないか。 地球を体験した月の人であるかぐや姫が、 命あふれる地球の豊かさや、わたしたち人間の愛憎、善良さと愚かさを 照らし出してくれないはずはない。 ―高畑 勲「かぐや姫の物語」企画書より―
かぐや姫が生きたその一瞬一瞬を通して、みずからの“生”を力一杯生きることの意味を問う、 スタジオジブリ最新作「かぐや姫の物語」にぜひご期待ください。
■キャスト
・かぐや姫/朝倉あき
・捨丸/高良健吾
・翁/地井武男
・媼/宮本信子
・相模/高畑淳子
・女童/田畑智子
・斎部秋田/立川志の輔
・石作皇子/上川隆也
・阿部右大臣/伊集院光
・大伴大納言/宇崎竜童
・石上中納言/古城 環
・御門/中村七之助
・車持皇子/橋爪 功
・北の方/朝丘雪路
・炭焼きの老人/仲代達矢
■メインスタッフ
・製作/氏家齊一郎
・製作名代/大久保好男
・企画/鈴木敏夫
・原作/「竹取物語」
・原案、脚本/高畑勲
・脚本/坂口理子
・音楽/久石 譲
・人物造形、作画設計/田辺 修
・美術/男鹿和雄
・作画監督/小西賢一
・塗、模様作画/斉藤昌哉
・動画検査/野上麻衣子
・色指定/垣田由紀子
・撮影監督/中村圭介
・特別協賛/KDDI、アイフルホーム
・特別協力/ローソン、読売新聞
・宣伝プロデューサー/高橋亜希人、細川朋子
・製作担当/奥田誠治、藤巻直哉、福山亮一
・制作/星野康二、スタジオジブリ
・プロデューサー/西村義明
・監督/高畑勲
・配給/東宝
■メインキャラクタ
・かぐや姫
・捨丸
・翁
・媼
・相模
・女童
・斎部秋田
・石作皇子
・阿部右大臣
・大伴大納言
・石上中納言
・御門
・車持皇子
・北の方
・炭焼きの老人
■主題歌・楽曲
・主題歌
・いのちの記憶
・作詞/二階堂和美
・作曲/二階堂和美
・歌/二階堂和美
・挿入歌1
・わらべ唄
・作詞/高畑勲、坂口理子
・作曲/高畑勲
・挿入歌2
・天女の歌
・作詞/高畑勲、坂口理子
・作曲/高畑勲